♯7 台湾の主張
かなり更新が遅れましたが…
2月の中頃に読んだ本のブックレビュー
「台湾の主張」
著者:李登輝
発刊:PHP文庫
発刊日:2021年2月16日
この本が発刊されたのはかなり最近ですが…
元々、この本が書かれたのは1999年。
かなり古いです…
且つ、著者が「李登輝」という当時、台湾の総統を務めていた人。
その当時の視点、まさしくその当時の台湾の主張が、米国、日本にも触れながら書かれていたので、
正直、あまり参考にならなかったのが感想です…
調べてみると、この李登輝という人は2020年7月に逝去されたとのこと。
そういったこともあってかこのタイミングで文庫化されたのかなとか思いました。
初めて李登輝という人の存在を知るきっかけになりましたが、
この本から伝わった人物像としては少し強権な印象を持ちました。
現台湾総統である蔡英文と比較してしまうからかもしれませんし、20年前と台湾そのものの状況が違うこともありますが、少し強権で今の台湾のイメージとは少し違った心象を持ちました。
ただ、当時の台湾は移民者と原住民?との対立が残っていたようでその対立を柔和させていくというミッションもあったようです。
今やかなり平和な国である印象がある台湾ですが、やっぱり歴史を見ていくと
良い意味でも悪い意味でも様々な歴史があるんだろうなと思いました。
もっと台湾の歴史や台湾そのものについて知りたくなってきました…